やっと試験が終わり、ひと段落しています。。。といいたいのですが、次のステップがまだちゃんと固まっていないため、そちらの準備とかもしており、あまり落ち着いていない気もします。うまく歯車が回るといいのですが、、、、(++)
●成長と成熟
とはいえ、さすがに試験期間中よりは時間があるので、あまりできていなかったボストン観光をしたり、今まで読みたくて読めなかった本を読んだり、緩いといえば緩い日々を送っている気もします。でも、貧乏性なせいか?緩い日々を過ごすとすぐに何か物足りなくなって、何か始めたくなっちゃうんですよねー、年齢を重ねるとこの性格は変わるかな、と少し思っていたけれど、今のところ、まだそんなことはなさそう。何かが終わると、というか終わる前に次のことを考えていて、それが終わるとまた次へ。。。。みたいな。そんな自分に実は少しほっとしていたり。だって、これがなくなってある地点で満足して自分が成長しなくなるって現状に満足してしまうと、それはそれで少し悲しい気もするし。いや、成長が止まって現状維持で満足している人のベクトルは「成長」より「成熟」に向かっているのかも。家族とかワークライフバランスを考えると、そのベクトルの方がオトナなのかもしれませんが、このあたりはよくわからない。何か整理できたら続きを書こうかな。
●「もういっかなー、幸せだし」とアドベンチャーの関係
この点、周りの人は様々で、例えば、大学に入って満足する人、弁護士になって満足する人、いい職場を見つけて満足する人、留学して満足する人、年収がある程度に達したら満足する人、、、、、色々な段階で満足して「まあ、あとはゆったり」みたいな感じで、幸せに家庭を築き、穏やかに過ごしている人も結構いるわけです。それはそれでとってもいいと思うし、自分もどこかのタイミングでそういった事象が起こるような気もしなくもない。そのときがきたらそれでいいけれど、少なくとも今は、将来を安定軸に乗せるよりも、人生っていうアドベンチャーを楽しんでみれたらなー、という欲求の方が高いようです。傍からみると結構なことじゃないか、ということになりそうですが、やっぱり周りの人に迷惑をかけてしまったり、色々とバランスやマネージメントを求められる局面もあるため、その辺は一人で生きていたときと随分と勝手が違いますが、逆に一人じゃない分わくわくすることも沢山あるわけで、単純にBut Forな比較はできないし、それはそもそも考え方としてあまりスマートではないと思う。
それにしても、どのタイミングで自分が成長を求めなくなるのか、少し怖いですね。でも、そういった日は誰にも来るのかな。成長を求めることは、それなりの時間と労力の投資を求められるわけで、それなりの負荷を伴うわけです。その負荷がちょっと重いなー、と思ったら止まるのかな。ただ、一般論でいえば、負荷がかかるほど成長の速度は加速する気もするので、このあたりも難しいですね。
●一人でアドベンチャーを楽しむことと二人でアドベンチャーを楽しむこと
さらに、一人で生きている場合とそうでない場合には投資できる時間や労力も違う。2名が舟に乗っている場合、現実問題として、投資できる時間も労力も限られてくる気がします。じゃあ、一人の方がいいかというとまったくそんなことはない気がするんですよね。前に友人がキャリアと家庭は非両立関係にあるように理解されているけれどもそれは違うんじゃないか、と言っていましたが、かなり賛成だったりします。例えば、キャリアを追求するにしても、それによってもっと社会にインパクトを与えたいなんて思っている場合、自分の家庭がそれによってだめになるのは本末転倒だし、逆に、自分の家庭が大切だ思えるからこそ、他の人にもそうやったものが持てるような社会にしていきたい、というのが大きな仕事をする人の原動力になっていることも少なくないはずだし。自分を殺して頑張って社会に貢献して、はい、社会は良くなりました、というのは少し違う気もする。例えば、オバマが頑張れるのも、自分たちの子供にいい社会を、と思っているからだし、それはやはりオバマが家庭を持っているからこそいえるわけで、そう言った意味で大切な人が近くにいるというのがキャリアと非両立という結論はちょっと違うんじゃないかな、なんて思うわけです。
あと、船に乗っている人が1名じゃない場合には、アドベンチャーのわくわく感を共有するっていうのが結構大切なんじゃないかな、と思うわけです。キャリアのある人でも結構離婚とかしてしまうケースは、意外にここに原因があるんじゃないか、そして、それだけにここのマネージメントは難しい。だけれども、絶対にここはちゃんとやるべき価値のあることだと思うし、アドベンチャーは一人よりも二人の方が楽しいし、そういった意味でも、ここは大切なんだろうなー。そのときどきで様々なかじ取りを迫られることもありそうですが、このポイントは絶対に忘れないようにしよう、と。
●アドベンチャーと責任
やっぱりアドベンチャーだ、楽しいぜ、Yay,と言っていても仕事になるとそれなりに責任が伴ってくるもの。責任に押しつぶされてアドベンチャーの楽しみを忘れてしまうのは悲しいこと。Steve Jobsの演説で「毎朝自分の鏡を見てみなさい。もし自分が今日死ぬとしても同じことをするだろうか。もし答えがNOの日が続いたら、現状を変えるべきだ」というくだりがあるのですが、こういった点が強調されるということは、いかに現実社会でそういったわくわく感を維持するのが難しいか、ということを物語っている気もします。1年ほど実社会を離れているのでこの辺の感覚が鈍っているのですが、うまくこのあたりの感覚をバランスさせていきたいな、と。
おまけ・・・ということで、2月に行ったクリ―ブランドのCavsとボストンのCelticsの試合の写真をアップしてみましたー。高校時代に1年間過ごした第二の故郷、クリーブランドと第三の故郷のボストンの対決はなかなか面白かったです。クリーブランドのエース(というかNBAのスター)のレブロン・ジェームスは今季限りで移籍してしまうため、またCavsが弱くなることは必至であり、そういった意味で、このタイミングで強いセルティックスと強いCavsを見れるのは最後かな、と。少しばかりですが、雰囲気をお楽しみくださいー。